病気の名称 症状 どんな病気? 手当て
かぜ くしゃみ・鼻水・喉の痛みから鼻づまり・咳・ゼロゼロ・熱などの症状が特徴。鼻から口、咽頭までの空気の通り道の粘膜に炎症がおきている状態をかぜという。 ほとんどの場合、ウイルスが原因。かぜのウイルスは160種類以上もある。 特効薬はないので、熱を下げたり、喉の痛みを軽くしたり、症状を和らげる対処療法が中心になる。
インフルエンザ 悪寒・頭痛・のどの痛み・関節痛から始まり、高熱が出る。食欲不振・吐き気や下痢、筋肉の痛みやだるさなど、全身に症状が出る。 冬に流行する感染力の強いかぜから保育所や幼稚園、小学校などで集団感染する。その年によって型が異なる。 高熱が出るので、早期発見、早期治療が大切。ワクチンで予防する事もできますが、型が違うと効果がありません。
インフルエンザにかかったら、よく冷やし、水分補給と消化の良い食事を心がけましょう。手洗い・うがいはこまめにすること。
気管支炎 ほとんどの場合、風邪からの延長でおこる。咳が徐々にひどくなり、コンコンという乾いた感じの咳から、たんの絡んだ湿った感じになり、気管支がゼイゼイした感じになる。 ウイルスや細菌の感染から気管支に炎症がおこる病気。大抵、1週間程度までに熱が下がり、咳が完全に取れるまでには3週間くらいかかることもある。 症状に応じて、咳止め・抗生物質・解熱剤などが処方される。
仮性クループ 風邪気味だった子どもが突然乾いた咳をして、声がかすれ、呼吸をしたときにゼイゼイ・ヒューヒューと呼吸困難に陥る。 喉の奥にある咽頭がウイルスの感染によって腫れ、気道が狭くなるためにおこる。 息が苦しいのが続いて、唇や指先が紫色になるようなら、すぐに受診するようにしてください。
ぜんそく性気管支炎 風邪が長引いたのが延長しておこる。空気が冷える夜中から明け方にかけてひどく咳き込み、吐いてしまうことも。 感染が引き金になり、たんなどの分泌物が増え、空気の通り道が狭くなるのが原因。子どもの気管支は細いので、たんなどで空気の通りが悪くなるとゼイゼイ音がしやすくなる。 水分補給をしっかりし、安静にする。
1ヶ月以上ゼイゼイが続くときや、呼吸困難を起こしたときは早めに受診してください。
気管支ぜんそく 咳が激しく、ゼロゼロ・ゼイゼイを繰り返して呼吸が苦しそうになる。発作のないときはなんともありませんが、一旦発作をおこすと何時間か続き、またスッと治まる、を繰り返す。 アレルギーや長引く炎症によっておこる。家の中のダニや埃、カビ、花粉、食べ物、動物の毛を吸い込んだり食べたりするとアレルギー反応が起こることがある。 ぜんそくと診断されたら、お医者さんの指導を受けながら、気長に治療を受けるようにします。
肺炎 顔色がすぐれず、あえぐような咳・高熱が出ます。 細菌やウイルスの感染によって炎症がおきた状態。高熱と激しい咳が続きますが、あまり重くなることはなく、抗生物質がよく効く。 かぜかなと思ったら、早めに受診する。
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